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インテリア基礎知識

インテリアに関する基礎知識を紹介しています。

インテリアと建築物の役割

インテリアと建築物の役割

インテリアプランナーが取り扱うインテリアと建築物の言葉の意味や役割をご存知でしょうか。実はインテリアという言葉が一般的になる前は、室内または室内装飾と呼ばれていました。

電車、バス、飛行機などの交通機関を含む建築物には内部空間ができます。まず建築物の役割は厳しい自然や外敵から自分の体や家族、所有物などを守ることであり、生活していくための場所でもあります。また、自分の地位や財力などを誇示するステイタスとして外部に表現している方もおられます。

これに対して建築物の内部空間でもあるインテリアは、そこに住んでいる人々が安全で快適に暮らすための重要な空間であり、時代や社会、家族のライフスタイルの変化とともに、必要に応じてインテリアも変化していかなければなりません。

耐久性があって長く使える建築物と必要に応じて変化していくインテリア、これが今後求められる建築物とインテリアの姿だと言えるでしょう。なぜなら、建築物の寿命を伸ばすことによって、省資源化にもつながり地球環境にも配慮しているからです。

日本の伝統的なインテリア

日本の伝統的なインテリア

インテリアと言えば海外のお洒落な椅子や家具などをイメージする方もいると思いますが、日本にも海外に広く認められている伝統的なインテリアが存在しています。桂離宮などの洗練された室内デザインはその代表的な例としてあげられます。

伝統的な日本の住宅と言えば、やはり畳を敷いた和室です。和室の特徴は昼間はちゃぶ台を置いて食事をする部屋が、夜には布団を敷いて寝室になるといったように、一つの部屋で色々な用途に兼用できるという特徴があります。

しかし、和室の難点は大きな家具は限られたものになるため、各部屋の用途に合わせたインテリアもなかなか発達しないことです。そのため、和室では床の間の形を工夫したり、床柱に銘木を使うなどの方法でインテリアを演出してきました。

また、道具を組み合わせる手法を用いたり、決まった形式の中で材質などの微妙な変化を使ってインテリアを演出するという手法を発達させてきました。このようなインテリアを演出する手法の中には、日本の伝統的な心がやどっていると言えるでしょう。

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